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年齢学序説

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年齢学序説年齢学序説価格:
単なるタレント本にあらず

芸能人の書いた本(所謂タレント本)は、普通の小説・エッセイ等と比べると文章の行間が妙に広くて、本の厚さの割に中身がスカスカな事が多い。文章量が非常に少ないのだ。なのにハードカバーで1000円〜1500円なんて値段で売っている。情報量の多い本を一冊読み切るのは疲れるというライトな読者、普段本を読まない人に照準を合わせての出版社側の判断なのかもしれない。そんな本を本屋で見かけるたびに、ざっと読めてしまう内容にそれだけの価値があるかなぁ、本の装丁を簡略化するとか、ページ当たりの文字数を増やすとかしてもっと価格を下げればいいのにと思っていた。そこでこの年齢学序説。みっちり文章が詰まっていてお買い得です。いや、文章量だけでなく内容がものすごく濃いのです。年齢学として26歳の時に何かしらの人生のターニングポイントが存在するという説には、正直なところ全面賛同は出来ないが、大吉さん自身が身を置くお笑いの世界、テレビバラエティの歴史についての解説、流れを分析するくだりなど、大変緻密で折々に挟まれた例えが秀逸で面白い。お笑い以外にもスポーツや音楽と様々なジャンルが大吉さんの視点から分析され語られている。10章から成る中で一番興味を惹かれたのは最終章の「経験としての26歳」。大吉さんの駆け出しの頃に起こったトラブルによって謹慎していた時期についての事が書かれていて、「自分を楽しませる為に書いたインドでの日記」を読んで見たい!と思った。この日記の出版予定は無いのですかね。
年齢学序説
あまなつAdhover 年齢学序説
◇アマゾン販売価格◇¥ 1,365(税込み)
◇発売日◇2010-02-20
◇発送可能時期◇在庫あり。
幻冬舎
Book
◇ASIN◇434401782X

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amadana(アマダナ)
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